【安価】桃太郎がわらしべりながら鬼退治を目指す
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185: ◆5Xp2MHTzaI
2017/12/15(金) 21:48:45.98 ID:mG4aa7hZ0
桃太郎「逃げよう、出口はどこだ」

ポチ「僕にまかせてください」

桃太郎「頼む」

千代女「……」

桃太郎「千代女、お前も早く」

千代女「ですが桃太郎様、私は……」

桃太郎「話は脱出してからだ、今はとにかく皆で逃げよう」

なりふり構わず階段を駆け上がるが、一回り大きめサイズの鬼達が待ち伏せていた。

大きい鬼「ここは通さんぞ」

桃太郎「そんなことしてる場合か、お前らも潰されるぞ」

大きい鬼「乙姫様の野望を実現するためならこの命惜しくはない」

猿「うっわー鬼のくせに無駄に忠誠心高いな……」

千代女「ごめんなさいこきねしす」

鬼達は千代女の念動力に操られ氷漬けになった。

桃太郎「念動力はわかるけどなんで氷漬けになるんだ」

ポチ「セリフが寒かったんじゃないですかね」


地上に戻った桃太郎達と鬼達は要塞が崩れ去る様子を眺めていた。

乙姫「よくぞ逃げおおせましたね」

鬼「あっ乙姫様」

乙姫「決着をつけましょうか」

桃太郎「望むところ」

だが、突然鬼達が乙姫を取り囲み金棒を振り上げた。

乙姫「な、何をする?」

ポチ「あのー乙姫さん、お忘れですか」

乙姫「なんじゃ」

ポチ「今の貴方は鬼のみなさんにとって反逆者ですよ」

乙姫「なっ」

鬼王「話は聞いたぞ、乙姫よ」

乙姫「オワタ\(^o^)/」

鬼王「勘違いしているようだが、お前の父は死んでおらん」

乙姫「えっ」

鬼王「島流しにはしたがな」

乙姫「……」

鬼王「どんな事情があろうと、これほどの狼藉を見過ごすわけにはいかん。お前も反逆の廉で島流しの刑に処する」

乙姫「それじゃあ……」

鬼王「父ともども末永く暮らすがよいだろう」

ポチ「すっごい温情措置!?」

鬼王「さて桃太郎よ、わしはもう疲れた。代わりにこの島を治めてくれないか」

↓1
1.はい
2.いいえ


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