【安価】桃太郎がわらしべりながら鬼退治を目指す
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155: ◆5Xp2MHTzaI
2017/11/28(火) 23:57:15.31 ID:QDQOkpxf0
ポチ「見つからないように通過しましょう」
猿「それやったらワイに任しとき」
全員が移動をはじめると、猿は石を速く強く高く打ち上げた。
鬼の子A「わあ、なんだなんだ」
鬼の子B「あっちから石が飛んできた」
鬼嫁「これはよくないことが起きる前触れね。みんなに知らせなくちゃ」
ポチ「なんだか、騒ぎになってるんですけど」
桃太郎「今のうちに突破しよう」
なんとか村をやりすごし、要塞の裏手へ向かう……
千代女「大変!猿さんが来ません」
桃太郎「あのすばしっこい猿が来ないということは」
ポチ「捕まったんでしょうかねえ」
鬼A「猿ってのはこいつかい?」
猿「すまん捕まった!」
サンバ「ええ……」
鬼B「桃太郎よ、こいつの命が惜しければ降参しろ」
桃太郎「降参だと?冗談じゃない」
千代女「亜射須!」
千代女が叫ぶと鬼達はたちまち凍り付いた。
猿「た、助かった〜!千代女はんおおきに!」
千代女「いえいえー……って私は今なにを?」
ポチ「覚えてないんですか」
千代女「いえ覚えてはいますけど、考えるより先に思わず叫んでしまいました」
桃太郎「なるほど、記憶を失っても体が覚えているのだろうな」
千代女「体が覚えてるって……なんだかいかがわしい表現ですね……」ポッ
金太郎「その発想がいかがわしいよ」
●次号、ついに決戦!
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