ありす「合同ライブ、ですか?」 杏「うへぇ……」
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9: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 21:11:39.37 ID:vBR8DJ32o
ありす「……はあ」
ありす(……なんというか。これで奏さんと同い年だというのだから、なんと言えばいいのか)
ありす(本当にこの人は一七歳なのかと疑いたくなる気持ちも湧いてきます)
ありす(奏さんも年齢不相応な面もありましたが、杏さんのそれは逆方向に突き抜けている気がします)
ありす(……ときどきは、信頼できるところもありますけれど)
ありす(でもやっぱり、杏さんはぐうたらな先輩です)
ありす(眠っている杏さんを見て物思いに耽っていると、事務所の奥からプロデューサーが顔を覗かせます)
モバP「お帰り。少し遅かったけど、何かあったのかな」
ありす「すみません。奏さんたちとカフェに行っていました。連絡するべきでしたね」
モバP「いいや、謝る必要はないよ。仲良くやれてるみたいで安心した」
モバP「それでどうだった、杏以外の人とのレッスンは?」
ありす「……なんというか、新鮮でした。練習している曲も、これまでのものとは違った曲調でしたから」
モバP「かっこいい感じの曲だろ? 杏じゃああまり似合わないけど、橘さんは結構好きなんじゃないかなって」
ありす「そう、ですね。確かにそうかもしれません」
モバP「なら良かった。これからはストロべリィ・キャンディとしての仕事とレッスンに加えて、そっちの臨時ユニットとしてのレッスンも同時にやってもらうことになるんだけど、大丈夫かな」
ありす「問題ありません。やれます」
モバP「分かった。ただし、くれぐれも無理はしないようにね。じゃあ、杏を起こしてミーティングをしようか」
………
……
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