4: ◆6QdCQg5S.DlH[saga sage]
2017/10/31(火) 00:19:12.95 ID:Rj16wkRL0
朋「ね、本当に魔法が使えたらどんな魔法が使いたい?」
まゆ「……今日のまゆは魔女なんですからね」
朋「そうだったわね、ふふっ。じゃあ言い換えるわ」
朋「まゆちゃんは新しくどんな魔法を覚えたい?」
まゆ「そうですねぇ……」
まゆ「火炎魔法があったら、料理が便利になりますし……」
まゆ「水の魔法で洗濯も楽になりますし……」
朋「ずいぶん家庭的ね」
まゆ「家事を全部魔法でできると便利だと思いません?」
朋「……まあそうだけど」
朋「いや、なんかこう……もっとすごいの使うのかなって思って」
まゆ「すごいの?」
朋「たとえば……ほらすっごい爆発が起こせるとか!」
まゆ「……それ、どこで使うんですか?」
朋「え、そうね……」
朋「うーん……」
朋「……こう、みんなに自慢するときとか?」
まゆ「……うふ、いいかもしれませんね♪」
朋「なっ、なんでそんな生暖かい目で見るのよ!」
朋「別にあたしがしたいわけじゃないわよ、別に!」
まゆ「あら、そうなんですか……?」
朋「そうよ! あたしだってさすがにそこまで子供じゃないし!」
まゆ「……でも、本当に使えたら?」
朋「本当に使えたら……って」
朋「そりゃあ……」
朋「……そりゃあ」
まゆ「……うふふ」
朋「あっ、やっ、今のは使えたらって言われたから……」
朋「とっ、とにかく、本当に違うんだからっ!」
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