小日向美穂「プロデューサーさんinプロデューサーくん」
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:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:34:16.30 ID:jy2g7gfM0
その姿についつい嬉しくなりかけて、ふと様子がおかしいことに気付く。
美穂が明らかにしょんぼりしている。
ただいまを言う声も弱々しく、荷物を置いて、彼女はしばらくカーペットにぺたんと座っていた。
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:35:36.23 ID:jy2g7gfM0
……そうか。
気にするな、また次があるさ。
上には上がいるけれど、お前の頑張りは俺が知ってる。
お前なら、きっともっと大きなチャンスだって掴める。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:37:53.41 ID:jy2g7gfM0
〇
その日はオフで、美穂は一日寮でのんびりしていた。
部屋主がここにいてくれるというだけでかなりありがたいのだが、更に今日は客人が来た。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:38:44.18 ID:jy2g7gfM0
「……って、お茶っ葉切らしちゃってた。ごめんね小梅ちゃん、ちょっと食堂まで行ってくるから!」
「うん、いって……らっしゃい」
余った袖をひらひら振って部屋主を見送り、小梅は一人部屋に取り残された。
……まあ、一人ではないのだが。正確には。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:39:47.59 ID:jy2g7gfM0
…………!!
小梅、俺がわかるのか!?
「う、うん……なんとなく……。こんなところに、いたんだ、ね……」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:42:15.93 ID:jy2g7gfM0
――「わかる」みんなでなんとかするから。
――それまで誤魔化しておくから、もうちょっとだけ、待っててね。
小梅はそう言って(あと美穂にVシネ版『呪怨』等を思うさま見せてから)、帰っていった。
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:44:02.60 ID:jy2g7gfM0
部屋の扉を開ける美穂は、日ごとに色々な顔をしていた。
にこにこしていたり。
ぷりぷり怒っていたり。
しょんぼりしていたり。
なにやらウキウキしていたり。
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:44:52.73 ID:jy2g7gfM0
〇
ある土曜日、寮で昼食を終えた美穂が、上機嫌な様子で俺を抱き上げた。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:50:35.66 ID:jy2g7gfM0
一度止めます。
続きは夕方〜夜くらいになるかと思います。
18
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/10/30(月) 14:08:35.24 ID:RnVcME2vO
期待
ホラーじゃなくてよかったw
19
:
名無しNIPPER
2017/10/30(月) 18:37:59.39 ID:jy2g7gfM0
ヤバいって!! 流石にマズいってそれは!!
心で叫んでも聞こえるわけがない。
そうだ、小梅! せめて小梅がいれば、うまいこと誤魔化してくれるのでは!?
寮の廊下を運ばれる最中、固定された視界から必死に人を探していると、リビングの扉が開く音がした。
以下略
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