39: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:14:53.25 ID:aRg3u8HG0
驚きを隠せない二人をよそに、私は続けました。
「海未ちゃんの告白は嬉しかったです。」
「・・・。」
40: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:18:18.33 ID:aRg3u8HG0
「でも、ごめんなさい。私は穂乃果ちゃんの事が好きなんです。」
「ことりちゃん?!」
「っ・・・!」
41: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:19:22.09 ID:aRg3u8HG0
すると、穂乃果ちゃんが私と海未ちゃんの手を取る。
「とってもビックリした。3人とも同じ事で悩んでたのかなって。」
穂乃果ちゃんも?
42: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:21:28.80 ID:aRg3u8HG0
「ことりちゃんも、海未ちゃんも、きっとすごく悩んで、凄く勇気を振り絞ったんだと思う。」
穂乃果ちゃんの眼が、いっそう力強さを増す。
「だから私もハッキリ答えなきゃいけないよね!」
43: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:22:23.28 ID:aRg3u8HG0
「私、高坂穂乃果は、園田海未ちゃんの事が好きです!」
44: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:23:17.44 ID:aRg3u8HG0
あ。
あはは・・・。
なーんだ、やっぱり穂乃果ちゃんは海未ちゃんの事が好きだったんだ。
45: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:25:48.47 ID:aRg3u8HG0
海未ちゃんも、予想外だったのか口を開けて固まってるよ。
どのくらいなのか、しばらく音のない時間が過ぎていく。
46: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:28:08.37 ID:aRg3u8HG0
「何なんですかこれは。3人が3人とも片思いだなんて・・・。」
「あ、でも、ことりちゃんは二番目なんだよ!」
「私も、海未ちゃんは2番目なの。」
47: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:28:47.92 ID:aRg3u8HG0
何とも言えない空気が流れる。
うーん、残念?
なのかなぁ・・・それよりは何だかホッとしてる自分がいる。
48: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:37:05.49 ID:aRg3u8HG0
「不思議ですね。お互い失恋したも同じなのに・・・。」
「うん、この結果をどんなにか怖がってたのがウソみたい。」
「だって、私達ずっと一緒だったんだもん!」
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