34: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:03:14.86 ID:aRg3u8HG0
3人で話し合う、かぁ・・・。
そっちの方が良いのかなぁ。
『ことりちゃん、ファイトだよ!』
35: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:04:23.30 ID:aRg3u8HG0
気晴らしに、いつもの生地屋さんで物色しながら、今日みんなに言われたことを整理する。
想いは貫くべき・・・?
36: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:05:52.68 ID:aRg3u8HG0
「ことり、お待たせしました。」
放課後、中庭のベンチに座っていると、海未ちゃんが声をかけてきました。
37: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:07:21.98 ID:aRg3u8HG0
「穂乃果?ことり、これは一体。」
「うん、ちゃんと説明するよ。」
二人を前にして、ゴクリと息を飲む。
38: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:13:28.23 ID:aRg3u8HG0
「あのね、二人に聞いて欲しい事があるの。」
穂乃果ちゃんはウンウンと頷き、海未ちゃんは静かに聞いている。
「この間、私は海未ちゃんに告白されました。」
39: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:14:53.25 ID:aRg3u8HG0
驚きを隠せない二人をよそに、私は続けました。
「海未ちゃんの告白は嬉しかったです。」
「・・・。」
40: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:18:18.33 ID:aRg3u8HG0
「でも、ごめんなさい。私は穂乃果ちゃんの事が好きなんです。」
「ことりちゃん?!」
「っ・・・!」
41: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:19:22.09 ID:aRg3u8HG0
すると、穂乃果ちゃんが私と海未ちゃんの手を取る。
「とってもビックリした。3人とも同じ事で悩んでたのかなって。」
穂乃果ちゃんも?
42: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:21:28.80 ID:aRg3u8HG0
「ことりちゃんも、海未ちゃんも、きっとすごく悩んで、凄く勇気を振り絞ったんだと思う。」
穂乃果ちゃんの眼が、いっそう力強さを増す。
「だから私もハッキリ答えなきゃいけないよね!」
43: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/10/30(月) 16:22:23.28 ID:aRg3u8HG0
「私、高坂穂乃果は、園田海未ちゃんの事が好きです!」
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