阿武隈「北上さんに愛してるって言われちゃった…」
↓ 1- 覧 板 20
86: ◆Ln8mcOSk3o[sage saga ]
2017/11/16(木) 05:39:31.82 ID:+1/g2Ac00
阿武隈「えっ?」
大井「できることなんて何もないわ。後は時間が彼女の傷を癒すのを待つだけよ」
阿武隈「そ、そんな…」
大井「それに今あなたが五十鈴さんのために何かしたとしても嫌味にしかならないわ。だってあなたには認めたくはないけれど一応北上さんっていう彼女がいるじゃない」
阿武隈「そうだけど…」
大井「彼女のいる妹に失恋を慰められることほど辛いものはないわ。だったらほおっておいてくれた方がよっぽどマシ。親切心も大いに結構だけど、少しは相手のことも考えるべきね」
阿武隈「……」ショボーン
大井「…はぁ、あのね別に私はあなたのことを責めてるわけじゃないわ。一応北上さんが好きになった女だもの。認めなきゃいけないところもある。その…優しいところとか?まあ別に私はそういう風に思ってないけれどね。あくまで客観的に見てよ。客観的」
阿武隈「……」
大井「あなたみたいなタイプは周りの不幸に自分だけ幸福であっていいのかとか思ってそうだから、北上さんのこと蔑ろにしそうで恐いのよ。まあそんなことしたら私が許さないけれど」
阿武隈「そ、そんなことしない…」
182Res/102.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20