杏「文香ちゃんの誕生日を」ありす「祝いましょう」文香「……」
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6: ◆csvpCWbN8Yuv[saga]
2017/10/30(月) 02:37:19.83 ID:Bwo1ghl90
ありす「ここまできたらもう開き直りです! 文香さん、足元失礼します」ガサゴソ

文香「……」スッ

ありす「ふ、文香さん?」

文香「……ここを通りたければ、私の脚を倒してからです」

杏「くっ、こんなところで足止めを食らうなんて……脚だけに」

ありす「うまくないですよ。なんでお二人とも遊んでるんですか」

杏「弱点を見つけないと脚は倒せない。ここは杏も一緒に戦うよ」

文香「……」ペラッ

ありす「文香さんもう飽きてる!」

杏「くらえーっ」コチョコチョ

ありす「攻撃が地味!」

文香「……」プルプル

ありす「あ、ちょっと効いてますね」ツツ-

文香「……んひゅ」ビクッ

杏「!……どうやら弱点は」

ありす「“タイツの繊維に沿って爪でなぞる”ですね」

杏「とどめだー!」ツツ-!

文香「んふっ、んん……なかなか手強いですね……ですが」

杏「効いてないっ?!」

文香「私の本当の弱点は足の裏なので……こうして床に足をつけている限り、私を倒すことはできません」

ありす「ボスはどうして弱点を自らしゃべるんでしょうね」

杏「そうと分かれば……橘ちゃん」

ありす「分かってます」ギュッ

文香「……あ、ありすちゃん?」

杏「一人が脚を押さえているうちに……えい!」コチョコチョ

文香「……っ、ん〜〜っ、……ぁひっ!」

杏「橘ちゃん、今のうちにあれを!」

ありす「……あ、はい、クラッ……あれですね! 忘れてました」

文香「ん、……はぁ、はぁ……」

杏「相手が弱ってる……クラッカーをこっちに!」

ありす「はいっ」トス

杏「よしっ、構えて……せーの!」


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