217: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/03/04(日) 00:31:16.11 ID:Kz8NVW7V0
古伏が、今にも泣きそうな顔で、絶望に染まった顔で、茫然とした顔で、
唐崎を見ている。いや、ここにはいない誰かを見ている。
唐崎「……お前は自分が悪を恐れたあまり、その大っ嫌いな悪に堕ちちまったってわけだ。
楠見も似たようなこと言ってたけどよ、間違った道に進むのはな、強い奴よりも弱みのある奴のほうがよっぽど多いんだよ」
古伏「な、な、そ、そんな、そんなはずは……悪の妄言で、いや、ちが、なんで……
……私は、どうすれば……どうすれば、よかったんですか……?」
投げかけた問いは、誰にも届かない。誰も答えない。……誰も答えられない
モノクマ「うぷぷぷぷぷ……もう終わった?悪いけど尺のこともあるからね。ここでカットさせてもらうよ!」
梓川「え、それって……」
古伏「……!?」
モノクマ「なーに意外そうな顔してるの?もう定番だよ?」
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