103: ◆nySMeRqtqc[saga]
2017/12/27(水) 00:02:50.89 ID:oxKsftTs0
唐崎「……余計なことしやがって……」
今、唐崎が何かを言ったよな?
……聞き出せそうにもないけどな。
梓川「でも、その情報は使えるかわからないんだよね……
ないよりまし、って言われたらそれまでだけど。えっと、わかることって?」
御開「いえ、案外使えるかもしれないわ。この動機ビデオから考えられることは……
まず、彼女の身体能力の高さね。狩人というからには並大抵のことでは
殺されはしないでしょう。それに、罠や奇襲、というのも難しいのではないかしら。
相手は玄人、こちらは素人。しかも手の内も明かされていない。まあ、気づかれておしまいね。……知っていた、となるとまた話は変わるでしょうけど。
次に、精神的状態。これをもし見ていたというならとても平静ではいられなかったでしょう。それ抜きにしても、彼女の生活環境下で、自分が隔離されている状態というのも大きな問題だったはずよ。わざわざ高校生を使うほどの犯罪組織ですもの。一人が突如消えたとなると、なにをしでかすかわからない。この心の隙をついた、というのもありえるわ」
……長いな。いやまあ、御開らしいのかもしれないが。
四月朔日「えっと、心肺能力が奇襲で精神がおしまい?犯罪組織が消えた?」
鷺宮「えー、あー、悪い。誰か俺たちにもわかるようにまとめてくれ」
御開「……悪い癖ね。申し訳ないわ」
とりあえず、誰かがまとめてくれれば助かるんだが……
395Res/234.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20