【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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94: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/11/05(日) 22:43:59.49 ID:9hewBosq0
「…いや、やっぱり霞の意見に従うか。上手くいけば、他の深海棲艦とも交流出来るかもしれない」

提督の言葉を聞いた長門と霧島は、合同訓練に参加する人を集めるために部屋を出た。

ヲ級も、そんな二人に釣られて部屋を出る。

「ふぅ…。何というか、今までの努力や結果を否定された気分だよ」

上層部の尻拭いのための戦争とはいざ知らず、罪滅ぼしのために軍属となった。

必死に勉学に励み、艦娘たちを率いて、地道に勝利を重ねてきた。

その努力は、水泡と帰した。

「でも…。なんでなんだろうな。それでも、死んでほしくないと思ってる自分がいる」

死んで当然のような人たちなのに、殺そうとは思えない。

「はぁ…。俺ほど軍人が向いてない人間はいないな」

――どうせなら、新聞記者や作家でも目指せば良かったかな。

そんなことを思っていたら、ドアが勢いよく開かれる。

「提督!準備が整ったぞ!」

「早すぎだろう…」

どんな手を使ったのか、僅か数分で長門は戻って来た。

だが、準備が整ったのなら自分も参加しなければ。

そう思い、提督は席を立つ。

「えっと…。誰が参加するんだ?」

その問いに、長門は意味深な笑みで返す。

「見てからのお楽しみ、か…」

言葉を聞いて頷いた長門は手を差し伸べる。

「どこで訓練をするのかな」

「上だ」

「姿を隠すんじゃなかったのか…」

「あちらからは有象無象のうち一つにしか見えんよ。時間だって夜だからな」

時計を見ると、針は9時を指していた。外も光が無いので、完全に夜だ。

「でも、夜だとよく見えないぞ。俺はただの人間だから」

その言葉を聞いた長門は、一つの双眼鏡を手渡してきた。

「強奪した双眼鏡を明石に改修させた。所謂暗視スコープだ」

提督は腹を括るしかなかった。今こそ、怖がる自分を御する時なのだ。

「提督は小さく縮こまってくれ。でないと、死んでしまうからな」

「えぇ…」

ただの人間の提督にとっては、海上との往復ですら命懸けだった。


↓1〜6に艦娘と深海棲艦をセットでお書きください。もし被ってしまった場合は最安価を投げます。


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