【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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271: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/12/21(木) 00:59:05.50 ID:NyCf5LGM0
「…よし、いないな」

脱衣所に入ってまず行ったことは、バスケットの確認。

前に行った時は、服は無かったのに南方棲戦姫がいた。

しかし、今は深夜。深海棲艦は皆、別の拠点――たまり場――に戻っている。

即ち、フリーということである。

ゆっくり戸をスライドさせるとそこには無人の風呂が。

誰もいないことに安堵し、提督はシャワーを浴びる。

全身を洗ってから湯船に浸かり、ため息を漏らす。

「ふぅ〜…。やっぱり風呂はいいなぁ。疲れが取れる」

だらんと脱力している提督は、だらしないとしか言いようがない。

今は一人だからそれでもいいのかもしれないが。

「…あれ?何か騒がしいな…」

何やら外から声が聞こえる。それも四人分。

「…いやいや、流石に入って来るようなことはしないだろう。性別とか考えたら…」

「失礼します」

――そう思っていた時期が私にもありました。

提督の考えを飛び越してくるのが艦娘である。南無三。

「…入浴中なんですけど」

「知ってますよ。でも、裸の付き合いとか言うじゃないですか。親交を深めようと思いまして」

「オレ、オトコ。キリシマタチ、ジョセイ。OK?」

「OK。あ、別に襲う気でも襲われる気でもありませんよ?司令のことを信頼してるから、こうしているんです」

こちらも、艦娘を襲う気になどなれない。

第一そんな対象として見ていないし、もし抵抗されたら瞬く間にミンチと化す。

百害あって一利なし、である。

「…でも、せめて前とかは隠そうよ…」

「き、霧島…。姉さまたちも…。提督が困っているみたいですし、一度出た方が…」

「駄目。司令とは、まだ一度も腹を割って話してませんから。司令の本音、比叡は聞きたいです」

「話すから…。とりあえず隠して…」

榛名以外、堂々と立っているものだから色々と見えかねない。

突然湯気が濃ゆくなったので、どうにか回避出来てはいるが、それがいつまでも続くとは限らない。

「まぁ、私たちもDelicacyがNothingでしたからネー…」

仕方ないといった感じでバスタオルを体に被せる金剛。

それを見た他の三人も、同じようにする。

目のやり場が無かったので、従ってくれてありがたかった提督であった。


直下、↓2に、何か話したいことがあったらお願いします。


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