【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/12/21(木) 00:59:05.50 ID:NyCf5LGM0
「…よし、いないな」
脱衣所に入ってまず行ったことは、バスケットの確認。
前に行った時は、服は無かったのに南方棲戦姫がいた。
しかし、今は深夜。深海棲艦は皆、別の拠点――たまり場――に戻っている。
即ち、フリーということである。
ゆっくり戸をスライドさせるとそこには無人の風呂が。
誰もいないことに安堵し、提督はシャワーを浴びる。
全身を洗ってから湯船に浸かり、ため息を漏らす。
「ふぅ〜…。やっぱり風呂はいいなぁ。疲れが取れる」
だらんと脱力している提督は、だらしないとしか言いようがない。
今は一人だからそれでもいいのかもしれないが。
「…あれ?何か騒がしいな…」
何やら外から声が聞こえる。それも四人分。
「…いやいや、流石に入って来るようなことはしないだろう。性別とか考えたら…」
「失礼します」
――そう思っていた時期が私にもありました。
提督の考えを飛び越してくるのが艦娘である。南無三。
「…入浴中なんですけど」
「知ってますよ。でも、裸の付き合いとか言うじゃないですか。親交を深めようと思いまして」
「オレ、オトコ。キリシマタチ、ジョセイ。OK?」
「OK。あ、別に襲う気でも襲われる気でもありませんよ?司令のことを信頼してるから、こうしているんです」
こちらも、艦娘を襲う気になどなれない。
第一そんな対象として見ていないし、もし抵抗されたら瞬く間にミンチと化す。
百害あって一利なし、である。
「…でも、せめて前とかは隠そうよ…」
「き、霧島…。姉さまたちも…。提督が困っているみたいですし、一度出た方が…」
「駄目。司令とは、まだ一度も腹を割って話してませんから。司令の本音、比叡は聞きたいです」
「話すから…。とりあえず隠して…」
榛名以外、堂々と立っているものだから色々と見えかねない。
突然湯気が濃ゆくなったので、どうにか回避出来てはいるが、それがいつまでも続くとは限らない。
「まぁ、私たちもDelicacyがNothingでしたからネー…」
仕方ないといった感じでバスタオルを体に被せる金剛。
それを見た他の三人も、同じようにする。
目のやり場が無かったので、従ってくれてありがたかった提督であった。
直下、↓2に、何か話したいことがあったらお願いします。
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