【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
1- 20
205: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/11/25(土) 23:39:31.84 ID:Sv/d3vGF0
マルナナマルマル。午前七時。

早いと感じるか、遅いと感じるかは人それぞれのこの時間。

一人の深海棲艦が、執務室を訪ねた。

「提督?約束通り、私が来たわよ〜?」

南方棲戦姫。深海棲艦の中でも、特に友好的な女性である。

手には朝餉を乗せたお盆があり、三粒のタブレッツが添えられている。

「…返事は無し、か。とりあえず入るわね」

かちゃりと音を立て、扉を開く。

目の前の机には、誰もいない。

「…まだ寝てるのかしら」

南方棲戦姫は首を傾げ、辺りを見回す。

後ろには、先ほど入って来た廊下に続く扉があり、左には提督の寝室に続く扉が。

右には、書類を保管している棚と、箪笥が並んでいる。

「提督を起こす…のはやめておきましょう。疲れてるのかもしれないし」

南方棲戦姫は、机にお盆を置いてチラリと棚を見る。

「…とすれば、やることは一つよね〜」

棚に近づき、一冊の本を手に取る。

「提督の鎮守府日誌、ご拝見〜」

ボロボロになっている鎮守府日誌。

何が書かれているか興味を持った南方棲戦姫は、楽しそうに日誌を開いた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
301Res/229.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice