【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/11/21(火) 02:42:58.13 ID:0xmzKd3S0
「…ほら、到着したから起きなさい。ねぇ〜」
南方棲戦姫は、ペチペチと提督の頬を叩く。十回を超えたところで、提督は目を覚ます。
「…ハッ!?」
「おはよう。もう入口だから、シャキッとするのよ」
顔を上げた提督は辺りを見回す。見たところ、ここはどこかの海底洞窟のようだ。
ゆっくりと起き上がり、背中を伸ばす。
襟や裾を整え、ボタンをしっかり最上部まで留める。シャキッとするのなら、これくらいはしなければ。
意を決して、目の前の空洞へと入る。
そこには小さな円卓状の岩と、岩を中心として遠く離れたところに、円形のベンチが何重にも設置されている。
「ここは…」
「私たちが作った会議室、といったところかしらね」
装飾が施されてないため寂しく感じるが、謎の威圧感を感じる。
ベンチに座っているのは、ほぼ全ての種類の深海棲艦。
円卓には中枢棲姫、深海海月姫、戦艦水鬼、空母棲姫、港湾棲姫、北方棲姫が座っている。
なお、北方棲姫は港湾棲姫の膝上で眠っている。
「貴様もこっちに来い」
手をこまねく戦艦水鬼。状況からして拒否権は無いに等しく、おそるおそる提督は円卓に近づく。
「そう怯えるな。別に取って喰おうとしているわけじゃない」
「フフフフ…。可愛いなぁ…。食べたくなるじゃないか」
「…やめろ。不用意に威圧するな。味方なのだからな」
「そういうこと…だ。まぁ…仲良くしよう…な?」
戦艦水鬼、空母棲姫、中枢棲姫、深海海月姫の順に言葉を発する。
特に、空母棲姫の発言に危機感を覚えた提督は、南方棲戦姫の近くに寄る。
「…ハハハ!だいぶ好かれているようだな。南の」
中枢棲姫が笑いながら言う。それに対し、自信あり気に南方棲戦姫は言葉を返す。
「これも人徳ってものかしらねぇ。そっちはどう思う?」
流れ弾が港湾棲姫へと飛ぶ。
「え…。私に振られても…困る…」
しかし、それを何とか回避した港湾棲姫。
常人が見れば卒倒するであろう光景。
それを目の当たりにしても、意識を保っていられる提督。
案外、メンタル面の強化はされているのかもしれない。
深海棲艦に聞きたいこと、一緒にしたいことがあれば↓1〜3にお願いします。
※今回はこれにて終了でございます。次回更新は火曜日予定ですが、水曜日になる可能性があります。ご了承いただければ幸いです。
今回もお疲れ様でしたァン!(CV.杉〇智和)
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