【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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131: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/11/10(金) 23:24:23.57 ID:Yvp/RfPU0
体を洗い終えた提督は、湯船に浸かって手足を伸ばす。

「ふぅ…。こうやってゆっくり風呂に入れたのは久しぶりだ」

「えぇ?あっちでもそんなに大変だったの?」

「皆が沈んでから…ずっと尋問を受けてたよ…」

苦々しい顔で提督は返答する。

「…ごめんなさい。辛いことを思い出させたようね」

「…いや、いいよ。どうせ過去のことだから」

――過去に囚われているあなたが言っても、説得力は無いのだけれど。

口から出そうになった言葉は、胸の中に押し止めて。

南方棲戦姫は、言おうと思っていたことを思い出す。

「そうだ。あなた、知りたいことがあるのよね?空母の子…ヲ級から聞いたんだけど」

「え?うん」

頷く提督を見て、南方棲戦姫は話を続ける。

「だったら私たちに早く慣れて、リーダーとちゃんと話をしないと」

「そっか…。そうだよなぁ…ん?」

頭を抱えていた提督は、不意に顔を上げる。

そこには、豊かな南方棲戦姫の胸が。

「あら、大胆ねぇ」

「ご、ごめん!」

慌てて別の方向を見る提督と、微笑を浮かべる南方棲戦姫。

「大丈夫よ。それより、何か気になったんでしょ?」

南方棲戦姫は、提督の発言を促す。

「ああ。リーダーが誰か。それがピンと来なくてな」

「それね。まぁ、仲良くなったら自然と分かるわよ」

再度頭を抱える提督。面白く思った南方棲戦姫は、更に追い打ちを掛ける。

「それと私、明日からヒショカン?をさせてもらうから。早く慣れるのよ〜」

そう言って、南方棲戦姫は風呂から出る。

「え!?秘書艦!?ちょっと待って!おーい!」

その叫びが、南方棲戦姫へと届くことは無かった。


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