【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/11/10(金) 21:49:42.75 ID:Yvp/RfPU0
提督は一度髪を濡らして、髪を洗う準備を終える。
その後ろに、南方棲戦姫は忍び寄る。
そして、手にシャンプーを取ろうとした提督の手を掴む。
「…何してるの」
「髪を洗ってあげようかなって」
「大丈夫だよ…。親切なのはありがたいけど、これくらいは自分で出来るから」
「つべこべ言わない。こういう時は言葉に甘えるものよ」
でも、と言おうとしたところで、提督は口を紡ぐ。
何を言っても、彼女が引き下がることは無いと思ったからだ。
「それじゃ失礼〜」
そう言って、南方棲戦姫は手を髪に潜り込ませる。頭皮に触れる指先のせいで、こそばゆい感じがする。
「短い髪ねぇ。男の子って皆こうなのかしら」
「…そうでもないかな。同期には長髪の男もいたから」
同期と言っても、数十人程度しかいなかったが。
「ふぅん…。恋バナとかはあるの?」
「…ないよ。…思えば、そんな浮ついたものとの縁はなかったな。ずっと勉強してた」
昔から要領が悪かったが故に、理解するまでに何回も、何十回も、反復して勉強をしていた。
そんな生活を続けていたらいつしか、娯楽や恋愛、友人といったものとの縁は一切無くなっていた。
「昔からそうだ…。俺はつまらない人間だった…。哀れなものだよ」
「悲しいわねぇ…。まぁ、過去は過去、今は今よ。これから楽しめばいいじゃない」
「…楽しみ方とか、分からないんだけどな」
――本を読んだりするのなら、俺は好きなんだけど。
終わったわよ、という声を聞き、感謝を述べる。そして、体を洗うために南方棲戦姫と距離を置く。
流石にそこまで関与する気はないのか、南方棲戦姫は湯船に浸かる。
「体を洗うなんて、結構汚れとか気にするタイプ?」
「体を洗って入らないと汚いだろ…。昨日は色々あって入れなかったし尚更だよ」
母親が病弱だったこともあって、その辺りには特に気を遣っていた。
清潔にしておけば、母親が体調を崩しにくくなると思って。
「…母さん…。どうしてるのかな…」
病弱な母は元気にしているのだろうか。
それとも――。
提督の心に不安がよぎる。
「…いや、もっと前向きに、だ。きっと元気にしてる。きっと…」
そう、暗示のように呟く提督を見て、南方棲戦姫は首を傾げる。
――母さんってどんなものなのかしら。
そんな疑問は、湯船に溶けて。
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