武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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◆SbXzuGhlwpak
[sage]
2017/10/28(土) 14:50:57.01 ID:qZdx75aV0
幸子「帰るわけにはいきませんね。何せ、プロデューサーさんの命がかかっているんですから!」
蒼・武・処『命!!?』
美嘉「ちょ、どういうことよ! まさか志希の実験に危険なことが含まれてたの!?」
凛「……おいたがすぎるね」
武内P「輿水さん、説明してもらえますか」
幸子「ええ、皆さんボクのカワイイ説明をよく聞いてくださいね」
蒼・武・処『ゴクリ』
幸子「まず第一に、プロデューサーさんはカワイイボクを心底愛してしまっています」
蒼・処『ちょっと待て』
武内P「」
幸子「まったく、歳が半分にも満たないボクにぞっこんだなんてダメダメなプロデューサーさんですが、カワイ過ぎるボクにも罪があるのでここは置いておきましょう」
幸子「問題は催眠療法とかいう方法で、寝ても覚めてもボクをカワイがることばかり考えているプロデューサーさんの感情を、無理やり捻じ曲げることです」
幸子「これが普通レベルの愛情でも苦しいことなのに、プロデューサーさんのボクへの入れ込みようは異常ですからね。カワイイボク以外の誰かを愛することに耐え切れず、間違いなく発狂して最悪死に至ります」
凛「なるほど……」
美嘉「理屈としては、なくはないのかな?」
武内P「いえ、あの……輿水さん?」
幸子「プロデューサーさんがこれまで通り日常を過ごすには、今と同じようにカワイイボクのことで頭いっぱいじゃなければいけません。さあ、そういうわけでプロデューサーさん! 二人っきりでボクを存分にカワイがりましょう!」
武内P「」
凛「……幸子、いい加減にしなよ」
幸子「なんですか? ボクの完璧でカワイイ理論を理解できなかったんですか?」
凛「理解はしたよ。うん、プロデューサーが好きな人を変えるのは危険だってことはよくわかった」
幸子「だったら――」
凛「だから、好きな人は私のままでいさせないと」
武内P「…………………………はい?」
幸子「な、何をとぼけたことを!!」
美嘉「……うん、幸子ちゃんの言うとおりだね」
幸子「美嘉さん! もっと言って――」
美嘉「コイツが好きなのは―――――――アタシなんだから」
幸子「なっ……!?」
武内P「………………………じょ……が…さき、さん?」
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