武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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◆SbXzuGhlwpak
[sage]
2017/10/28(土) 20:43:59.76 ID:qZdx75aV0
武内P「……片桐さん。私への評価が過大ですし、そもそも私と結婚しても楽しい日々は送れないと思いますが」
早苗「うーん、そっかなあ? ただ真面目なだけな男じゃそうかもしれないけど、君はけっこういじくりがいがありそうだし、お酒にもまあまあ強いから付き合ってくれるでしょ」
武内P「その……悪くはないかもしれませんが、だいぶ妥協されているのではありませんか?」
早苗「え〜、そっかなあ?」
武内P「もちろんです。片桐さんの明るい性格と勢い、美貌」
早苗「それにスタイルと酒量!」
武内P「それらを考えれば、私など足元にも及ばない素敵な男性と巡り合えるに違いありません!」
早苗「……確かに、ちょっと焦ってたかもしれない」
武内P「その通りです! ですから、この手錠を――」
早苗「だからといって、この超優良物件をただ手放すのももったいないわねえ」
武内P「……え?」
早苗「……うん、決めた。25歳で背が高くて見た目はミステリアスなのに、ダジャレ好きな残念美人に引き渡しましょう!」
武内P「〜〜〜〜〜っっっ!!?」
早苗「さあ連行連行♪」
武内P「まま、待ってください!!」ズザザァ
早苗「うおっ!? 意外と強い抵抗」
武内P「高垣さんは……今の状態で高垣さんと会うのは本当にまずいんです!!」
早苗「え、なーに? どういう意味どういう意味? 未成年の娘たち相手は我慢しなきゃって思えるけど、楓ちゃん相手にはそうはいかないから?」
早苗「それとも――楓ちゃんには普段から我慢が限界だったとか?」
武内P「ちち、違まます!!」
早苗「あらあら〜♪ 仕事を第一にして自分の心を押し殺していた男が、ついに胸の想いに素直になり幸せになる――ベタだけどいいじゃない!! ううん、楓ちゃんと武内君っていう最高の素材同士の組み合わせなんだから、ベタなぐらいがいいわ!! 全米が震撼すること間違いなし!!」
武内P「い、一度落ち着きませんか?」
早苗「いやー落ち着くって言ってもね? はなっから君のことは楓ちゃんのところに連れて行くつもりだったわけで。さ、そんなわけだから観念して。君力強いから、手首極めて引きずることになっちゃうよ?」
武内P(お、終わってしまう……何もかも)
武内P(担当しているアイドルの皆さんから軽蔑され……職を失い……そして、よりによって高垣さんに嫌われ――)
「そのFA待ったぁ!!」
武内P「!!?」
???「素直にプロデューサーに甘えたいのになかなか素直になれない」
???「だからプロデューサーのためだからと言い訳する」
???「人、それをカワイイと言う」
早苗「誰だ貴様はッ!?」
???「フッ――」
友紀「球界の盟主キャッツ、公認アイドル、姫川友紀!!」ロム・ストールゥ!!
姫川友紀
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