9: ◆Xz1yv1fzOo
2017/10/27(金) 15:38:54.07 ID:REPHzFdU0
美由紀「なるほど〜。あ、ねえねえ飛鳥ちゃん、何してたの?」
飛鳥「ただ赴くままに、歩いていただけさ。人が全くいないこの空間を味わいながら、ね」
美由紀「お散歩してたんだね!」
飛鳥「ふふっ、 まあ言うなれば」
美由紀「へえ〜……みゆきもお散歩好きだよ! 道に迷ったりもしちゃうけど……」
飛鳥「そうか。……まあキミのことだ、迷っても帰るべき所はしっかりと理解ってるんだろう?」
美由紀「うん! 太陽が見えたらわかるよ!」
飛鳥「フッ……対したものだね、キミは。称賛に値するよ」
美由紀「? えっと……うん!」
飛鳥「……ああ、誉めてるのさ」
美由紀「なるほどー! ありがと、飛鳥ちゃん!」
飛鳥「ボクにはないスキルさ……どうやっているのか、とても興味深い」
美由紀「んー、太陽と時間だけでわかるよ?」
飛鳥「……成程。やはりボクには難しそうだ」
美由紀「そんなことないよ〜……時間? あ! もうこんな時間なんだ、ごめんね飛鳥ちゃん!」
飛鳥「? ああ、なんだかわからないが……また会おう、美由紀」
トタトタ……
飛鳥「……箒、ね」
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