【ハピネスチャージ】めぐみ「クイーンラブリー?」【プリキュア】
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2:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:29:19.11 ID:9zJgXGdEO
プロローグ:キュアラブリー


3:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:29:58.53 ID:9zJgXGdEO
ぴかりが丘にそびえる一本の煙突、その頂上にキュアラブリーは立ち尽くしていた。
街の景色が一望出来る、この場所が好きだった。
 
夕暮れに染まる街並み、その真ん中に流れる河川は陽の光を浴びて、キラキラと輝いている。
プリキュアにならなければ、見る事の出来なかった景色だ。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:32:52.02 ID:9zJgXGdEO
 「あれは……」
プリキュアとなって強化された視力が帰宅途中の学生達を捉える。ラブリーが助けた事のあるぴかりが丘学園の同級生だ。
 
黒髪を三つに編み込んだ少女が繁華街を歩いている。
彼女はぴかりが丘学園の生徒会長だ。成績も優秀で、将来の夢は弁護士だとか。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:34:44.37 ID:9zJgXGdEO

「うぅっ……誠司ぃ……」
惨めさに耐え兼ねて、凍える様にしゃがみ込む。
助けを求めて開いた口からは、自然と幼馴染の名前がこぼれた。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:35:32.21 ID:9zJgXGdEO
「うっ……うぅっ……!」
夕陽は沈みかけ、空には既に幾つかの星が瞬きはじめている。
感情の逃げ道を探すかのように、ラブリーの瞳からはとめどなく涙があふれた。


以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:49:43.49 ID:9zJgXGdEO
一章:愛乃めぐみ@
 
ぴかりが丘の中心部に位置する住宅街。そこから少し南に位置する繁華街。
その境目にブルースカイ王国の大使館はあった。
 
以下略 AAS



8:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:55:03.76 ID:9zJgXGdEO
「めぐみ、ここはこの数字を代入してだな……」

そう言ってめぐみをサポートする誠司。
最近のめぐみを殊更に心配してくれていたのは誠司だ。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 22:58:38.93 ID:wBy6RtxMO
とはいえ勉強を疎かにする訳にはいかない。
ぴかりが丘学園の進級テストは毎年始業式の前日に行われる。
結果は成績に反映されるし、赤点を取れば補習もある。

 来年に控えた高校受験を考えれば、ここで酷い成績を取るわけにはいかない。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 23:01:03.08 ID:wBy6RtxMO
ひめは誠司に弱い。
その事に気付いたのは最近だった。

誠司の言う事に合わせる、というのだろうか。
普段は以前と変わらないひめだったが、誠司を相手にした時だけは、妙にしおらしくなるのだった。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 23:05:08.01 ID:wBy6RtxMO
ひ〜め〜」

ひめはきっと勉強会に乗り気じゃない。
そこに勝機を見出しためぐみは、言うやいなやひめに抱きつき、横腹をくすぐり始めた。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 23:11:19.55 ID:wBy6RtxMO

「そろそろ桜の季節だよね〜。あー、ひめの作ったお弁当食べながらお花見したいなあ〜、きっとすっごく美味しいんだろうなあ〜」
「もう!めぐみってばぁ!まあ……それ程でもあるけどーっ?」
 
あとひと押しだと言わんばかりに誘惑を仕掛けると、ひめの口からいつもの台詞回しが飛び出した。
以下略 AAS



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