36:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:56:25.60 ID:jtprKQxnO
梓(……)
梓(どんなシチュエーションで、先輩のお尻を見るんだろう)
梓(やっぱり、寝る前……かな?)
梓(電気を消して、一緒のベッドでお休みをいって、それから、お布団の中で先輩がパジャマをぬぐ……のかな?)
梓(先輩は恥ずかしがり屋だからなぁ、きっと、なかなか脱いでくれないんだろうな。布団の中で、もたもたもたもた……)
梓「ふふ……」
梓(……はぁ〜……だけど、本当に、こうなるなんて……)
梓「──私はどうして、先輩のおしりを見るんだろう」
梓(そんなの──考えるまでもない)
梓(私と先輩だから──だよっ)
梓(見よう……堂々と見よう。誰にも自慢はできないけれど──私はこれから、私の尊敬する先輩のおしりをみるんだ……っ)
梓「梓、いけっ……パンツァー、フォーっ!」
ぴんぽ〜〜〜〜〜ん
梓(とりあえず一緒にお勉強をして、ご飯を食べて……落ち着け落ち着け……)
──かちゃっ
梓(……っ)
みほ「──梓ちゃん」
梓「せ、先輩、来ました」
みほ「……。」
梓(……ん?)
みほ「あのね……すごく申し訳ないんだけど……」
梓「へ?」
みほ「その……お母さんが、また──」
梓(──……!!!)
梓「……嘘……」
みほ「……。うん、ごめんね、嘘、なんだけど……」
梓「へ」
梓「…………」
梓「──先ぱぁいっ! もう!」
みほ「あはは、許して。……お母さん来てないかなーて、ちょっぴり思っちゃってたのは本当だけど……」
梓「往生際がわるいです」
みほ「そうだね、見苦しいね。さ……入って」
梓「おじゃましますっ、もー……私だって、結構緊張はしてるんですから……」
みほ「そっか……。……。……お姉ちゃんと見せ合いっこしたときは、緊張なんてしなかったんだけどなぁ……」
梓「……」
梓「……当たり前です。私は、先輩のお姉さんじゃないですから。……なれませんでしたから」
みほ「梓ちゃん……」
梓「私はあくまで、先輩のお姉さんになりたい後輩……です」
みほ「……」
梓「けど、だからこそ──先輩のおしりを見れるなら、それって、姉妹以上なんじゃないかって──私は思ってますっ……!」
みほ「……!」
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