梓「西住先輩のお姉ちゃんになりたいんです!」 みほ「そっかぁ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/10/25(水) 22:48:08.72 ID:2eEm5jVLO
みほ「梓ちゃん……梓ちゃんはすごいね。うん、私なんかよりもずっとずっとお姉さんだよ。さ、入って」
梓「はいっ、お邪魔しますっ」
とた、とた、とた
梓「しつれいしまぁーす、えっとお泊りの荷物、部屋の隅に置かせてもらいますね」
みほ「うん……」
みほ「……えっとじゃあ──私のおしり、み、見る?」
梓「……」
梓「……えっ!?」
梓(も、──もう!?)
みほ「さっき、お風呂に入って体だけは洗ったの──だから、すぐのほうが、梓ちゃんにもいいかなって……」
梓「あの……も、もっと、時間が遅くなってからかと、思ってました……」
梓(まだ、外も明るいのに……)
みほ「でも……この後梓ちゃんにおしりを見せるんだって、そう思うと、なんだか勉強とか集中できなそうで」
梓「な、なるほど……」
梓(……っ)
梓「わかりましたっ、じゃ、じゃあ……っ」
みほ「ん……」
杏(先輩は小さくうなずくと──部屋の奥のカーテンを閉めに歩いていく──)
梓(私は、先輩のその細い背中とほっとぱんつのおしりがリズムよく形を変えるのを見つめながら──たかまる鼓動に戸惑いつつ……)
梓(あぁ、人生はこんなものなんだろうなぁと、分かったようなことを考えていました)
梓(いつだって、覚悟を決める瞬間は唐突にやってくるんだ)
梓(敵の奇襲、味方のピンチ、そして絶好の逆転チャンス──それらはみんな、こっちの気持ちなんて考えてはくれない、何の前触れもなく、唐突に、その瞬間は訪れる──)
シャッ
梓(カーテンが閉められて、けれど部屋の中はまだまだ薄暗い。ブラックボックス展の闇とは比較にもならない。窓際にたたずむ先輩の姿が、はっきりと見える──その少し恥ずかしそうな、表情だって)
みほ「じゃ、えっと……脱ぐ、ね?」
梓「は、……はいっ」
……しゅる……
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