千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!!!!」【安価】
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299:名無しNIPPER[saga]
2017/11/19(日) 23:03:20.72 ID:H3srdqcAO

曜「それにしても……本当に大変な旅だったね」

梨子「ええ。ツラくて苦しくて……だけど、それ以上にドキドキした」

曜「梨子ちゃんは、これからどうするの?」

梨子「そうね……」

曜「私はジム戦にチャレンジして、千歌ちゃんと同じようにリーグの挑戦権を手に入れる。梨子ちゃんは音楽家を目指すんだよね。千歌ちゃんは……考えるまでもないか」

梨子「……私がこのウラノホシに来たのは、メロエッタに会って、自分だけの音を奏でるためだった。なんの心構えも無くチャンピオンになって……中途半端な強さだけを手に入れて、むなしくなって……子どもの頃から夢だった、世界一の音楽家になるって夢を掲げたの。だけど、この地方に来て……千歌ちゃんと曜ちゃんと出会って、いろんなことがあって……たくさんの音を耳にして思ったわ。世界には、まだまだ私の知らない音があるって。ポケモントレーナーを続ければ、もっともっとステキな音に巡り合える。そんな気がするの。だから、今ポケモントレーナーを投げ出すわけにはいかないわ」

曜「そっか。根っからのトレーナーだよ、梨子ちゃんは」クスッ

梨子「それに、千歌ちゃんとの約束もあるしね」

曜「約束?」

梨子「千歌ちゃんがリーグに挑戦出来るほど強くなったら、私とバトルする……って」

曜「……………………!!」

梨子「曜ちゃんたちと出会ったあのときも、二体一のバトルだった。あれから何度も横に立ってバトルすることはあったけど、向かい合うことはたった一度だって無かった。私ね……思うの。たぶん、今までのどのバトルよりドキドキする。強くなった千歌ちゃんと全力で戦う……。そして……」



千歌「私が勝つ――――――――!!!!!」



ようりこ「っ!!!?」ビクッ

千歌「負けないよー。勝つのはわた……ムニャムニャ……」クークー……

ようりこ「……………………ぷっ♪アハハハハ♪」




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