40:名無しNIPPER
2017/10/20(金) 02:50:15.40 ID:xT7KgNMd0
たまに夢を見ます。
アイドルとしての私が、全部夢だった夢。
狸の大仕掛けに化かされて、みんな幻だったってことがわかっちゃう夢です。
綺麗な舞台、華やかな街、応援してくれるファン、大切な仲間、好きなあの人――それらが全部、木の葉や木の枝で作ったイミテーションで。
ある日突然化けの皮が剥がれて、シャボン玉みたいに、パチン! ――と消える。
目覚めた私は、なんにもない原っぱに一匹ぽっちで転がってる。
そういう夢です。
この頃になると、私はプロデューサーさんの傍にいる時にこうなる、ということをみんな理解してきました。
原因はさっぱりだけどとにかくそうなんだから、私のパフォーマンスの為、プロデューサーさんは私と距離を置くようになりました。
連絡や打ち合わせも電話で、ステージやお仕事を見守る時も遠くから、事務所ではできるだけ鉢合わせないように。
そういう風に、なってしまいつつありました。
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