33:名無しNIPPER
2017/10/20(金) 02:37:13.55 ID:xT7KgNMd0
P「美穂? そこに何か落ちて……あっ」
美穂「…………」
P「狸……か。道路まで降りて、車に轢かれちゃったんだな。気の毒に」
美穂「そう、ですね。……よしっ」ダキッ
P「な!? お、おいおい、抱きかかえてどうするんだ!?」
美穂「どこか、近くに埋めなきゃって。大丈夫ですよ、そんなに重くないし……」
P「そうじゃない。動物の死骸ってのは、何か良くない雑菌があるかもしれないだろ。道端に放置されてるならなおさらだ」
美穂「ぁ……そ、そうですね。私、余計なことを……」シュン
P「そいつは、俺が抱くから」パッ
美穂「あ、えっ、そんな! 汚れちゃいますよ!」
P「スーツなんか洗えばいいさ。美穂に何かある方が俺は嫌だよ」
美穂「でも、でも……」
P「ほら、一緒に埋めてやろう。こいつ、このままじゃ可哀想だもんな」
美穂「ぁ……はいっ」パアッ
P「車の中に非常用の折り畳みシャベルがあったと思うから、取ってきてくれるか?」
美穂「って、シャベル? そんなの積んでるんですか?」
P「まあ、いざって時とかに……。何年か前に都内でもめちゃくちゃ雪積もったろ? ああいう時用に積むようにしてるんだ」
美穂「わ、わかりました、取ってきますね!」タッ
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