14: ◆.dsCc9AhxA[sage saga]
2017/10/18(水) 19:04:37.14 ID:gpsa2en60
菊代「奥様、ただいま戻りました」
しほ「ご苦労様。まったく…友達を呼んでおいて席を空けるような育て方をした覚えはありませんがね」
菊代「やはり気まずかったんじゃないですか?帰りの車の中でも、ぬいぐるみのクマを抱いたまま黄昏てましたし」
しほ「……そう」
菊代「ご友人は不幸でしたね」
しほ「どういう意味よ。でも、彼女はいい子ね。説教されちゃったわ」
菊代「あら、肝が据わってますね。私が初めて奥様とお会いしたときは震えが止まらなかったのに」
しほ「ちょっと」
菊代「お説教の内容もなんとなく察しがつきます。奥様と気が合うということは、みほお嬢様のこと大切に想っているでしょうしね」
しほ「……そうね。明日、みほと一緒に熊本を案内してあげるのもいいでしょう。あなたも来なさい」
菊代「ありがとうございます。何時ごろ、ご友人を連れまわして二人っきりにすればよいでしょうか」
しほ「菊代、よけいな気を遣わないの。みほとはちゃんと自分で話すから」
菊代「左様ですか。ではそのように」
27Res/15.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20