63:塩[saga]
2017/10/21(土) 01:26:49.37 ID:fGccBvJE0
―――555視聴再開
百田「……やっぱ思うけど、暗い作品だよなぁ。フォーゼとは大違いだ」
春川「そこが良いんじゃん。まあ、底抜けに明るいお話も頭を空っぽにして楽しめるから良いんだけどさ」
最原「あはは……! でも、555は平成ライダーの中でも相当特殊な作品だよ。多分だけど、今後も出て来ない要素が盛り込まれてるんじゃないかなぁ?」
春川「何? 結構特殊なのは分かってたけど、そこまで言わせるのって何なの?」
最原「555はね、人の物語であると同時に三本のベルトの物語でもあるんだ。ファイズギア、カイザギア、デルタギアの三本が誰の手に渡り、どう活躍するかのお話でもあるんだよ」
百田「あん……? どう言うことだよ?」
最原「第三話でファイズギアが敵の手に渡って、相手が555に変身して巧たちに襲い掛かって来たってことがあったでしょ? あれ、今思うと結構特殊だと思わない?」
春川「言われてみれば……主役のライダーが敵に回るなんて、普通はあり得ないよね」
最原「これ、何もこの一話に限った話じゃ無いんだ。これからもちょくちょくファイズギアは巧の手を離れて、敵であるオルフェノクが使うことにもなるんだよ」
百田「ええっ!? それって良いのかよ!? 仮面ライダーが悪人になるってことだろ?」
最原「うん、そうだね。これは、あくまで力は力でしかなく、その力をどう使うかですべてが決まってしまうってことを表現してるんだ。作中で555に変身した人間はざっと数えて5人以上……この記録は、今後も破られることは無いだろうね」
春川「主人公は巧や木場だけど、主役はベルトってことか……確かに、こんな作品は二度と出て来そうに無いね」
最原「オルフェノクになってしまった人たちもそうだけど、この555では【手に入れた力をどう使うか?】ってこともテーマにしてる気がするね。人間を守るために使うか、人を殺すために使うか……そこには、単純な善悪じゃあ語り切れない物があるんだ」
百田「オルフェノクも人を殺すことよりも、仲間を増やしたいってことの方が目的な訳だし……方法はどうあれ、ただ生き延びたいって思ってるだけなのかもしれないな」
春川「力の使い方、か……なんか、深い話なんだね。私、他人事とは思えないよ」
最原「うん……引き込まれる人は本当に引き込まれる。555は暗さの中にある微かな煌きが、眩いばかりに見える作品なんだ。絶望の中にある希望を求めるってことでは、今の僕たちにぴったりかもしれないね」
春川「……ねえ、もう少し付き合ってくれない? もうちょっとだけ、555を観ていたいな」
百田「おっ、珍しいな? まあ、俺も続きが気になるから構わないぜ!」
最原「僕も勿論OKだよ! 解説しながら続きを観て行こう!」
春川「ふふ……! サンキュ、なんかこうやって友達と一緒にTV番組を見るのって楽しいんだね……!」クスクス…
百田(……ハルマキの奴、上機嫌だな。珍しく笑ってるぜ)
最原(可愛いから普段からそうしてれば良いのにね……)
二人と仲が深まりました!
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