119:塩[saga]
2017/10/22(日) 18:43:51.80 ID:fqc8uSo40
―――茶柱の研究教室
最原「茶柱さん、ちょっと話を……うわっ!?」ドサッ!
夢野「んあ〜っ! 最原、助けてくれ〜っ!」タタタ!
最原「夢野さん!? 一体どうしたの!?」
茶柱「むむっ! 誰かと思えば諸悪の根源たる最原さんではありませんか! さては転子の事もかどわしに来たんですね!?」
最原「かどわすって……僕はただ、仮面ライダーを一緒に観ようと思って誘いに来ただけなんだけど……」
茶柱「それこそが男死の巧妙な策なのです! そのせいで夢野さんがあくどい男死の趣味に染められてしまったらどうするんですか!?」
夢野「ウィザードは普通に面白いぞい! あくどい趣味と言うのはやめい!」
最原「そもそも、なんで茶柱さんはそこまで仮面ライダーの事を悪く言うのさ?」
茶柱「だってそうじゃないですか! 仮面ライダーなんて、男死の暴力性を増長するだけですよ!」
最原「ひ、一昔前のPTAのクレームみたいなことを……!? そんなことないよ! 仮面ライダーは素晴らしい番組だよ!」
茶柱「いーえ! そんなことありません! あんなの、若くて顔だけは良い男死を使って女性たちを釣り、悪の道に引き込む番組じゃないです!」
最原「絶対にそんなことはない! 子供たちに夢を与えることこそが、仮面ライダーの本分なんだ!」
茶柱「夢ってなんですか!? ひょっこり現れた不思議な道具を使って怪人と戦うことですか!? あんな道具頼りのヒーローなんて、転子は認めません!」
最原「なんだとぅ……!?」
茶柱「人を救うのならば、人から尊敬される人物であるべきです! なんの努力もせず、ただ道具の力で強くなったと思い込むヒーローなんて馬鹿げてます! ネオ合気道を習い、しっかりと心身を鍛えてこそ、一人前のヒーローと言えるんです!」
夢野「んあ〜……その意見を元にすると、プリキュアが全否定されるんじゃが……」
茶柱「プリキュアは良いんです! 女子ですから! か弱い女の子がいきなり戦いの場に放り出されるわけですから、多少は多めに見ないといけません!」
夢野「なんとも都合が良いのぉ……」
最原「………」
最原(世のヒーローを根本から否定することを言ってくるとは、流石は茶柱さんだ。筋金入りの男子嫌いだな。でも、仮面ライダーを舐めるなよ!)
最原「僕たちには、鍛えに鍛えてるヒーローがいる! 努力を重ねた円熟味と人から慕われる人柄も併せ持つあのライダーなら、茶柱さんの反論を抑えられるはずだ!」
茶柱さんにぴったりの仮面ライダーは何? この下の回答で決定
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