サイタマ「俺より強い奴に会いに行く」
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4:名無しNIPPER[saga]
2017/10/17(火) 22:28:05.39 ID:UJptFGymO
【S市 ハゲ丸スーパー前】

おばちゃんA「ねぇ、奥さんヒーロー協会日報読みましたぁ?」

おばちゃんB「見ましたよぉ〜。なんでもヒーロー狩りが勃発してるんですってぇ〜ん? こわいわぁ」

通りすがりの少年A「(こわいのはお前の顔面だよ)」

おばちゃんB「あぁんっ⁉︎ なんか言ったか自転車に乗ってる小僧ッ! 貴様の内臓捌くぞボケカスコラッ!」クワッ

通りすがりの少年A「こ、心を読んだ⁉︎ 怪人だ!!」

おばちゃんB「誰が怪人よ! 待ちなさい!」ダダダッ

通りすがりの少年A「待てと言われて待てるかよッ!
――わっ⁉︎ わ、危ない! お姉さん、よけっ!」チリンチリーン

フブキ「……」スッ

通りすがりの少年A「あ……えっ? 体が浮いてる」

フブキ「ボク。元気なのは良いことだけど、怪我しないようにね」

マツゲ「フブキ様! お怪我はありませんか⁉︎」キキーッ バタン

リリー「フブキ様!」タタタッ

フブキ「なんともないわ。騒ぎすぎよ」

通りすがりの少年A「フブキって……! ボク知ってる! B級1位ヒーロー。23歳。身長167cm、体重非公開の――」

フブキ「なんの説明してるのかしら、ボク?」ニコ

通りすがりの少年A「ひっ」

おばちゃんB「ぜえっ、ぜぇっ。ったく、よーやく追いついた」ドスドス

通りすがりの少年A「こっちからも⁉︎ まさに四面楚歌! ボクはいま狼の群れの中に投げ込まれた子羊のごとく」

おばちゃんB「うるさいよ」ゴチン

フブキ「(か、変わった子ね)」

通りすがりの少年A「いだぁっ! ……うあああああぁぁ! ばばあが殴っだああぁあああっ!!」

おばちゃんB「こ、こら。周囲の目があるのに」

通りすがりの少年A「ゴリラばばあがあああああぁっ!! ぴぎゃあああああぁっっ!!」

おばちゃんB「ええぃっ! こ、こーなったら……あたしゃ帰る!」

フブキ「え……?」ポカーン

通りすがりの少年A「ぴぎゃああああん!」

フブキ「え? えっと、その」オロオロ

山猿「フブキ様、如何致しますか?」

リリー「(うろたえるフブキ様っ! たまらないわぁっ!)」カシャカシャ

マツゲ「リリー。カメラのシャッターを連射するのを控えろ。鼻血をだすな」

フブキ「はぁ……。夕飯の買い物にきただけだったのに。なんでこうなるのよ」


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