27:名無しNIPPER[saga]
2017/11/03(金) 10:06:56.78 ID:2lwycYwL0
次の日
杏子「ほむらおっはよーぅぅ」
ほむら「え? あ、ああ、おはよう」
ほむら(今日も杏子をつけようと思ったら、私の家の前にいたわ。探す手間が省けてよかった)
ほむら(いや、っていうかそれは、私を訪ねてきたんだよね?)
ほむら(なぜ? しかもなんか今日いつもの数倍テンション高いわこの子)
ほむら(一体何が始まってしまうの……?)
杏子「ヘイ! ヨー! マイフレンドほむら! ユーの家の中に入っていいかい?」
ほむら「え? いいけど、どうかしたの?」
杏子「どうもしてないYO! っていうかいい部屋だなここ」
ほむら「どうも……」
杏子「とりあえず本題に入るYO!」
ほむら「う、うん」
杏子「さやかと一緒の学校に入りたいZE☆」
ほむら「え?」
杏子「聞こえなかったか? さやかと一緒の学校に入りたいZE☆」
ほむら「えええええええええ」
杏子「お願いしますYO!」
ほむら「そ、それはまた、どうして?」
杏子「友達と一緒にいたいというその気持ちに理由なんていらないYO!」
ほむら「やだ、超かっこいい。その口調さえなければ」
杏子「どうやったら学校に入れるのかYO?」
ほむら「……んー、今は春休みだから転校生として春から学校に行くのは出来るわね」
杏子「やったZE☆」
ほむら「でも、学校は遊び場所じゃないのよ。貴方のその学力で、大丈夫なの?」
杏子「教えてくれYO!」
ほむら「それはいいけどね、あとは学費は……」
杏子「それは私のためにと、とーさんが残した熱い思いがあるYO!」
ほむら「思いだけじゃどうにもならないの」
杏子「いや、ここに通帳もあってだね、ここには貯金があるんだYO!」
ほむら「え、本当? あ、え、あ、い、一億円が残高……」
杏子「最近までこれのことは知らなかったんだ。でも、今朝祭壇の下に父さんの遺書を見つけて、そこにこの通帳も……」
ほむら「……貴方、本気なのね」
杏子「ああ、そうだ」
ほむら「分かった。手続きは私が引き受ける。貴方に勉強も教えてあげるわ」
杏子「ほ、ほんとか? ……約束だZE☆」
ほむら「……ええ」
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