千歌「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
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34:名無しNIPPER
2017/10/15(日) 22:28:00.14 ID:HZgbJxBF0

千歌「ダイヤさん!私のこと、わかるんですか!?」

ダイヤ「はぁ?何をおっしゃいますの??……というか、あなた泣いて……一体、どうしたんですの!?」

いつもと変わらない様子のダイヤさんに、ますます涙があふれてしまう。

私は涙で顔がぐちゃぐちゃになるのも構わず、ダイヤさんに問いかけた。

千歌「……ぐすっ、ダイヤさん。あの、Aqoursって分かりますか?」

ダイヤ「っ!!あなた、それをどこで……。果南さんに聞いたのですか?」

千歌「ダイヤさん……。Aqoursって、ダイヤさんたちが1年生の頃、果南ちゃんと鞠莉さんと組んでたスクールアイドルのグループの名前ですか?」

ダイヤ「鞠莉さんのことまで知っているのですね……。ええ、そうです」

千歌「今のダイヤさんは、私たちと一緒にスクールアイドルをやってるわけじゃ……ないですよね」

ダイヤ「どうしたんですの本当に……。第一、あなた自身スクールアイドルなんてやっていないでしょう。部員が集まらなくて諦めたんだから」

ダイヤさんから放たれた一言。

その一言は、わずかな希望に縋っていた私を絶望に突き落とすには十分すぎるものだった。

ダイヤ「私が昔スクールアイドルをやっていたことをルビィから聞き出して、私まで勧誘してきたときは本当にビックリしましたけれど」フフッ

千歌「そう、ですか。失礼しました……」フラッ

私はふらふらとその場を立ち去る。

ダイヤ「ちょっと、千歌さん!あなた、大丈夫ですの!?」

後ろからダイヤさんの声が聞こえてきたが、もう全く気にならなかった。



ダイヤ「本当に、大丈夫かしら……」



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