千歌「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
1- 20
20:名無しNIPPER
2017/10/15(日) 22:12:15.11 ID:HZgbJxBF0

―――――――――――――――――――――――
――――――――――――――
―――――

果南「はい、一旦休憩ね。10分したら再開するよー」

千歌「梨子ちゃん」

梨子「千歌ちゃん。昨日はありがと」

千歌「うん……どういたしまして?あのね梨子ちゃん、聞きたいことが……」

Aqoursの練習の休憩時間。

梨子ちゃんを質問攻めにしようと意気込んでいた私だったが、彼女が『それ』を握っているのを見て言いたいことが吹っ飛んでしまった。

千歌「あ……!!」

梨子「ああ、これ?『もしも玉』って言うんだって。『もしも〜だったら』って言いながらこれを投げると、その通りになるのよ」

千歌「その話、本当!?」

私は真っすぐに問い返す。梨子ちゃんの真意を確かめなくちゃいけない。

梨子「え?」

千歌「本当にそうなの!?」

焦っている私が可笑しく見えたのか、梨子ちゃんは小さく笑ってこう言った。

梨子「……まさか。そんなわけないでしょ。ちょっと、お手洗いに行ってくるね」

千歌「え……。梨子ちゃん、ちょっと!」

私の呼びかけも空しく、梨子ちゃんはスタスタと屋上から出て行ってしまった。

結局、ちゃんと聞けなかったなぁ……。



曜「……梨子ちゃん、どうしたの?」

千歌「トイレだって。……あれ、今日の善子ちゃん、いつもの黒い衣装じゃないんだね」

曜「黒い衣装……?うーん、今日の千歌ちゃんは不思議ちゃんだね」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
56Res/39.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice