38: ◆nd9x4dt9shCh[saga]
2017/10/23(月) 01:00:23.89 ID:2aIIdEEm0
星「勿論それだけじゃねぇが……そっちは後にしとくぜ」
星「時に、最原。この才囚学園……女子のレベルがかなり高いと思わないか?」
最原「え?」
星「皆、タイプは違えど容姿端麗で、おまけにそれぞれが秀でた才能を有している」
星「その分個性的な奴が多いがな。言ってみりゃ、全国の高校生男子が羨むような環境に俺たちはいる訳だ」
最原「う、うん。僕も……みんな、か、可愛いと思うよ」
最原(女子に見られてるのに、こんなこと口にだすのは……恥ずかしいな……)
星「だがな、俺に言わせりゃ……アイツらの殆どはまだまだガキだ。自分らの持つ魅力を発揮できてねぇ」
最原「……それって、どういうこと?」
星「『他人に見られること』ってのを意識してねぇんだ。まぁ、まだ恋愛経験の薄そうな学生の身じゃ無理もねぇことかもしれないが」
星「女は、他人の目を意識することで化けるもんさ。立ち振舞や、化粧一つとってもな。人から見られた自分の姿を意識することで、自分を磨いていくわけだ」
星「手っ取り早いのは好きな相手でもできることさ。これは女に限ったことでもねぇがな」
最原(……星君は一体何歳なんだよ……)
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