9:名無しNIPPER[sage]
2017/10/14(土) 02:01:39.06 ID:Mon19NGlo
「でも実際、芽衣子さんってあまり年上って感じがしないですよね。良い意味で年齢差を意識させないといいますか」
というのは、本日三個目になるデラックスジャンボストロベリーパフェを目を輝かせて食べていた槙原志保の言葉だ。
確かに、分け隔てのない、近しい距離感がどこか年齢を感じさせないという点でいえば、間違いのない芽衣子への評価だろう。
「そうでしょ、そうでしょ。何せ小さい子たちは、私のことをお姉ちゃんみたいだって言ってくれるからね」
「ああ、子供って精神年齢が近い人に懐くもんね」
「そんな生意気なことを言うのはこの口かなあずきちゃん?」
「ふぉへんははい」
「よろしい」
もちもちしたあずきの頬から手を離して、芽衣子は納得して頷いた。
こういうところだよね、と思ったがこれ以上は薮蛇であり、同じやり取りを延々と繰り返す無意味な時間になるだけなので、お口をチャックした。
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