女騎士「くっ……殺せっ!」悟空「なに言ってんだおめぇ。」
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91
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◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:31:06.39 ID:hSl6aOUro
女騎士私服「(医師は確か物盗りの類ではないと言っていたな)」
女騎士私服「(致し方ない)」
女騎士私服「お前こそ気分が優れない様子だな。何か悩みがあるのか?」
以下略
AAS
92
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:32:10.20 ID:hSl6aOUro
女騎士私服「目覚めぬ呪いならば、昔本で読んだことがある。その解呪方もな」
侍女「…えっ…」
女騎士私服「なんでも古来からの伝統的な方法だそうだ。皆知っているのではないだろうか」
以下略
AAS
93
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:32:55.17 ID:hSl6aOUro
……
…
『昔々、それはそれは美しいお姫様がおりました。』
以下略
AAS
94
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:35:52.07 ID:hSl6aOUro
『ある時、お姫様のところに手紙と一緒に1つの贈り物が届いたのです。』
『内容は"幸せになれる果実が手に入りました。僕らの先に幸多きことを祈って ―王子より―"でした。』
『お姫様は嬉しくなり、贈り物である果実を一かじり。』
以下略
AAS
95
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:36:48.76 ID:hSl6aOUro
『何ということだ愛しい姫よ。そなたの声が聞きたい、そなたの笑った顔が見たい。』
『愛しい姫よ。目を開けておくれ――』
『王子様は奇跡の魔法を使ったのです。』
以下略
AAS
96
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:38:07.63 ID:hSl6aOUro
『愛しき者から愛しき者への"口づけ"という名の魔法でした。』
『そっとくちびるを離すと、お姫様は目を覚まされたのです。』
『おぉ姫よ。』
以下略
AAS
97
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:39:12.42 ID:hSl6aOUro
『お互いの国同士、力を合わせて調べたところ、果実を贈ったのはどうやら王子様に密かに恋をしていた、魔女だったのです。』
『お姫様は言いました。』
以下略
AAS
98
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:40:29.22 ID:hSl6aOUro
女騎士私服「という話しだよ。幼き頃一緒に聞いたではないか」
侍女「……」
女騎士私服「どうだろうか。私でも試してみる価値は」
以下略
AAS
99
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:41:27.36 ID:hSl6aOUro
女騎士私服「……」
女騎士私服「執事よ」
スゥ
以下略
AAS
100
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:42:31.71 ID:hSl6aOUro
〜〜
夕刻
執事「た、大変だ!皆来てくれ!!」
以下略
AAS
101
:
◆m2ofvJWBhA
[sage saga]
2017/10/15(日) 21:44:11.30 ID:hSl6aOUro
執事「そ、それが……お嬢様を呼びにお部屋に行ったのですが、居なく、ソンゴクウ様のところかと行ったら……」ワナワナワナ
執事「お、お嬢様も…お嬢様もお倒れに……なっておりました…」
ザワザワザワザワ
以下略
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