誹謗中傷禁止だにょ! 作者が活躍する学園モノ冒険譚です ハーレム 異世界 い能力
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46:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/19(木) 04:03:06.30 ID:5eUVjhP/0
目の前で電車の輪軸が停止するのを見届けた俺は,その設計者を神と崇めることにした.

つま先から,ハガキ一枚分もない距離を車輪が掠めていったときは,さすがに生きた心地はしなかった.これがコストの節約と安全確保の華麗な両立というも

のなのだろう.

神よくそくらえ.

頭上で,圧縮された空気がぷしゅうと抜ける音がした.同時に,無数の足音が降り注ぐ.

この中に,あの女生徒のものが混じっているのは違いない.

そして,彼女はホームを最後に,俺の足跡がぷっつり途絶えていることに当惑していることだろう.

俺が今まで電車に乗ろうと行動してきたことは間違いないので,彼女は隈なく電車内を探索するに違いない.そのまま,電車が出発してくれれば,勝ち.

彼女が用心深くホーム周辺に留まれば,自分はこの場から動くことはできないし.さらには線路の足跡を発見されたら,居場所を勘付かれるだろう.




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