83:名無しNIPPER
2017/12/09(土) 10:27:57.35 ID:w8z7tdGAO
「だからあの人がみんなを守ってくれる! それがっ、どうしてッ、わかってくれない…!?」
男「僕は知らないから」
「は…?」
男「二人の人間がいる。学園を守る人、学園を危険に陥れようとする人」
男「その二人が敵対していて、でも何方かにつかなければならない、と言うのなら」クイッ
男「僕は、顔も性格も、生で直で、声が聴こえる人のほうに着いて行く」
「お、おかしいだろ…お前だって、転校生のヤバさを知ってるだろ…」
男「さあ? そもそも体質なんてふざけた病気を持ってる時点で、どっちも得体のしれないものだよ」
スタスタ スタスタ
「……!?」ビクッ
男「僕は揺るがない。一度決めたことは絶対に譲らないし、譲らせない」スタスタ
「しッ、死ぬぞ!? 廃棄物の下敷きになりたいのか…!?」ザザッ
男「ねえ、ミス唸り声」
男「聞かせてくれないかな──どうして、君はさっきから口調が一定しないんだ?」ピタ
「…ッ?」
男「ずっと気になっていた。初めて会話した時から今まで、一度も安定した話し方をしていない」
「ぐッ…い、今はあたしのことはどうだって──」
男「どうでもよくないよ。僕は君と会話しているんだ、誰も僕達に横槍を入れる権利はない」
(なんだよ──こいつ、一体なにを考えて…、)
男「どれだけ学園外が滅んでいようが、転校生が素晴らしく頭のイッている存在だったとしてもだ」
(──まさか、嘘だ、あり得ない、そんな素振も流れも無かったのに、言おうとしてる、のか…?)
男「大切なあの人の約束も、君との会話には必要ないものなんだよ」
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