23:名無しNIPPER
2017/10/14(土) 09:46:20.07 ID:Fft2mlLAO
委員長「作戦会議って…もしかして彼女をどうにかするつもりなの…!?」
男「警察も教師も生徒たちも、俺たちには無関心だ。助力を求めても無意味なのは君だって知ってるだろう」
委員長「でも…」
男「言うべきか迷ったけれど、一応、言っておく」チラ
男「──彼女はこの学園で【体質持ち】を探してる、それが目的で俺を狙ってるらしい」
委員長「…はあ!? じゃあやっぱり勘違いじゃない! 君が超能力もってるわけないもの!」
男「……それはわからない、きっと、誰も肯定も否定も出来ないよ」
委員長「ど、どうして!? 君自身が違うっていうのなら…!」
男「──君だって体質持ちかもしれない」
委員長「……え?」
男「気づいてるはずだ。この学園内に流れる雰囲気、ただ事じゃないのに皆気づかないふりをしてる」
男「いや【逃げないでいる】。ここにいる在校生は【敢えて学園に残ることを良しとした】人間たちだ」
男「それはおかしいことだよ、大変なことなんだよ。…でも君も俺も逃げなかった、ここに何故か居る」
委員長「わ、私は…違う、そんな能力なんて持ってないし…ちゃんと自分の意思でここに居る…!」
男「それですら誰かに操られていたら?」
委員長「操られて…!?」
男「憶測だよ、信じなくていい。けれど俺は……いいや僕は、今の感情すら疑うね」スク…
男「──【希望】は失わせない、例え、それが誰かの思惑でも」ジャリ
男「僕は抗うよ。だってそれが僕の【本質】だから」
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