22:名無しNIPPER[saga]
2017/10/17(火) 21:00:09.65 ID:x+JNmIuUO
梓「私こそやっぱり、お邪魔だったんじゃないかなって」
みほ「ううん、何度もいうけど、そんな事ないよ」
梓「はい……」
みほ「……」
梓「……」
梓(『聞いてもいいよ』って、先輩は私にメッセージしてくれてるのかな)
梓(……よしっ……)
梓「……先輩っ」
みほ「わ、何……?」
梓「私、自分が恥ずかしいです」
みほ「どうして?」
梓「私、おしりのことしか、考えてなかったんです」
みほ「お尻……」
梓「先輩は、将来の事とかちゃんと考えて、お家の事とかでもいっぱい悩んでます。それに比べたら私、本当にバカです」
みほ「……。」
梓「先生になりたいっていう先輩の話、すごく立派だと思います」
みほ「そう、かな」
梓「でも、だからこそ私、……やっぱり先輩のお姉ちゃんになりたいです!」
みほ「梓ちゃん」
梓「先輩がすごく立派な人だからこそ、私も負けないくらいにもっともっと頑張って、先輩に甘えてもらえるくらいになりたいんです!」
みほ「梓ちゃんは、どうして、そんな風に思ってくれるの……?」
梓「それは、……、言ったら、先輩に怒られそうです」
みほ「……怒らないよ、約束する」
梓「じゃあ……私、先輩の事は尊敬してます。でも、それ以上に──先輩は、可愛いです」
みほ「……」
梓「私、家ではお姉ちゃんなんです。だから、なんとなく感じるんです。先輩は本当は甘えんぼで、いまでもお姉さんに甘えていたいんじゃないかなって」
みほ「……」
59Res/72.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20