62:名無しNIPPER[saga]
2017/10/24(火) 00:15:13.16 ID:drljKlkJ0
一方その頃仁美は
仁美「もしもし、中沢くん?」
中沢「ん? なんだい、連絡網かい?」
仁美「いえ……。あの、お願いがあって」
中沢「?」
仁美「勉強を教えてくださいませんか?」
中沢「へ?」
仁美「今回のテストがひどかったので……」
中沢「んー、どうしようかなぁ」
仁美「こちらの勝手なお願いですし、断ってくださってもよろしいですわ」
中沢「いやぁ、僕としてはどっちでもいいんだけどね」
仁美「じゃあ教えてくださいな」
中沢「分かった。じゃあ今度の土曜……冬休みになっちゃうけど、そこでやろう。まあ、いつでもいいけど」
仁美「ありがとうございますわ」
中沢「僕の家と君の家、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」
仁美「あ、では中沢くんの家にお邪魔します」
中沢「そっか。じゃあ時間はどうする? 午前と午後。僕はどっちでもいいよ」
仁美「あ、では午前で」
中沢「そっか。9時と10時、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」
仁美「あ、では10時で」
中沢「そろそろ電話切る? 僕はどっちでもいいけど」
仁美「ええ、そうですわね。土曜日、楽しみにしてますわ。それでは失礼いたします」
中沢「じゃあねとバイバイどっちがいいかい? 僕はどっちでも」
ガチャッ
仁美「なんだこいつめんどくせぇぞ」
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