千歌「これはきっと、悲劇だ」
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24:名無しNIPPER[sage]
2017/10/11(水) 23:12:42.49 ID:BmOILOmbo
ビニール袋からみかんジュースとすっかり溶けてしまったみかんアイスを取り出し、一気に飲み込んだ。

千歌「ッッ……」

千歌「ヴッ……オェ……ッ」ビチャッ

体内のものを吐き出してしまえばより一層感じる空腹感。それに耐えられるほど千歌は強くなかった。本能のままに、目の前の肉に食らいつく。
一転して、多幸感が千歌を包む。その感覚が、もう人間ではないのだと、現実を認めろと、言っているようだ。
不意に、聞きなれた懐かしい声が後ろから響いた。

曜「…………千歌ちゃん?」

千歌「よ、う、ちゃ……?」


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