19:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:10:57.23 ID:q/UO3SxJ0
エドガー「とはいえちょっとテストを受けてはもらいたい。前回はブランクというより
モチベーションがダダ下がりの状態だったからな。今回は本気で頼むぜ。」
サトシ「…わかった」
20:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:11:36.24 ID:q/UO3SxJ0
夜
セレナ「サトシったらこんな時間まで起きてて…眠れないの?」
サトシ「…明日はジムリーダーテストか…」
21:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:12:17.47 ID:q/UO3SxJ0
セレナ「あ、ごめんね!いいの。サトシも私が突然カロスクイーンを
やめたのか訊かなかったもんね」
サトシ「いや、いいんだよ。俺がポケモンマスターを諦めたのはさ、
元々伸び悩んでいたのと、ジムバッジこそ全部持っていたけど
22:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:13:23.91 ID:q/UO3SxJ0
サトシ「ピカチュウも全盛期に比べて体のキレってのが落ちてきて、
全盛期に間に合わせてあげることができなかったって思いながらも、
それでもメガシンカを使えるポケモンを組み合わせて
バトルのたびに戦略を立てたりしたんだ…でも」
23:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:14:12.02 ID:q/UO3SxJ0
セレナ「燃え尽きてしまったの…?」
サトシ「ああ…それからの俺は、Z技はもちろんメガシンカという概念もさほど普及していない
イッシュ地方のこの土地で、ピカチュウの静養も兼ねて引きこもって暮らしてたら」
24:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:14:53.74 ID:q/UO3SxJ0
サトシ「みじめだな俺って思ったけど、セレナに会えて嬉しかったよ。
まあ結果的にこんな貧乏暮らしをさせてるんだけどさ」
セレナ「(ブンブン)私…ずるいね…私あのとき実は嬉しかったんだよ。カロスクイーンの重圧に
耐え切れなくて逃げてきた私を、もしもサトシが受け入れてくれなかったらって思ってたら」
25:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:15:36.41 ID:q/UO3SxJ0
サトシ「でもそれってあれだろ?ジョーイさんだっけ」
セレナ「共依存ね。でも…お互いに幸せならいいって思ってたから。」
セレナ「でもね、エドガーからライモンシティジムリーダーの話を聞いたときのあなたの目つきが変わったのを見たとき感じたの。やっぱりあなたはポケモントレーナーだって」
26:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:16:37.43 ID:q/UO3SxJ0
サトシ「一応かつてのカンを取り戻すためにこの一週間色々やってきたけどな」
セレナ「きっとサトシなら大丈夫。私は信じてるからっっんんんん!」
セレナ「んっんっちょっとどうしたのんっんっちょっと電気消してお願いんっんっ」
27:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:17:23.59 ID:q/UO3SxJ0
サトシ「…zzz」
セレナ「サトシ、不安でしょうがないんだね。
いつも優しいあなたが私を激しく求めるときって、そういうときだもんね。
でも大丈夫だよ。私は信じてるし、もしもダメだったとしても今までと同じように二人で
28:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:17:56.86 ID:q/UO3SxJ0
一週間後
エドガー「ほほう、あのときとは全然目つきが違うぜ」
カミツレ「久しぶりね」
29:名無しNIPPER
2017/10/11(水) 00:18:31.50 ID:q/UO3SxJ0
カミツレ「残念!あなたの相手は私じゃないのよ」
サトシ「え?」
エドガー「そろそろ来たようだな」
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