199:名無しNIPPER[saga]
2017/11/19(日) 04:17:37.46 ID:VhB1aNzu0
「聞く必要はありません、お母さん、私だけを」
「私だけを見ていてください」
「私の声だけを聞いてください」
「間に合いました、間に合ったんです」
「ミドリが、お母さんの声を聞いてたんです」
「不測の事態だと言うのは即座に判りましたから」
「その段階で私達は洞窟から出ました」
「だから」
「ああ、良かった、間に合った」
「命の火が消えてしまったら、幾ら私達でも蘇生させる事は出来なかった」
「けど」
「けど、間に合ったんです」
「私達の、私達の大本である純白のスライムの能力は」
「再生です」
「私達の力を合わせれば、物理的な傷なんて、忽ち再生させる事が出来るんです」
「ほら、見てください、もう手も首もお腹も再生されています」
「だから、大丈夫です」
「あとは、あとは再生しつつある身体に脳が同調すれば」
「多少身体に障害は出るかもしれませんが」
「生き残れるんです」
252Res/141.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20