4:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 20:22:13.49 ID:9LtXgg2lO
しゃっしゃっしゃっしゃっ
魔王「どうぞ」
勇者「ほう。綺麗な抹茶の色だ。それに茶を立てるのも御上手ときた」
魔王「そんな。まだまだ未熟者やさかい」
勇者「ははは、ご謙遜を」
戦士「しかし、茶というのはどうやって飲めばいいのだ…?」
僧侶「確か二週半…いや三回だったか?回してグイッと……だった気がします」
魔王「そう肩肘張らず好きに飲んでくれてええどすよ。形式に囚われんと自由に楽しんで頂くんが一番やき」
戦士「重ね重ね心遣い痛みいる」
勇者「では!」
ゴッキュ!ゴッキュ!ゴッキュ!
勇者「ふぅ……。結構なお手前で」
魔王「おおきにや」
戦士「抹茶というのも中々わるくないな。美味かった」
僧侶「この茶室の静謐と相待って心が洗われるようだ」
魔王「花鳥風月、明鏡止水。茶によって自然と一体になるんはええもんです」
勇者「侘び寂びですなぁ」
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