W号戦車「ドゥルルルルルルン……!?」 エリカ「貴女の名は」
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89:名無しNIPPER[saga]
2017/10/29(日) 00:23:28.63 ID:v++O7ijAo

一体どこで間違えたのか。

一体何が悪かったのか。

一言で言えれば、何か一つに押し付けられたら、きっともっと楽なのだろう。

今まで使用が禁止されていたものを、ロクに練習もせず軽率に持ち出したことも悪かった。

今まで使われなかったのも納得な高すぎる威力もいけなかった。

一応危険性は認識し、発射前にこちらの様子を双眼鏡ででも見て、それから着弾点を決めたのだろう。

それでも発射から着弾までラグはあるだろうし、双眼鏡で見ている人間と発射した人間もしくはその護衛が別人なら、更にラグは大きくなる。

それも、きっとこの悲劇の一因だ。

だが、まあ――一番の原因は、自動車部の連中の存在だろう。

試合中、高所を陣取った状況で、突然車外に出て整備を始める。

まともに動く戦車を使っている大学選抜チームには、出てこない発想だ。

移動中何か起こって足を止めたわけでもないのに、整備が必要となり外に出て来るなど、想定していなかったのだろう。

だから、工具を取ろうとしていてか、キューポラから身を乗り出してなかったポルシェティーガーが狙われたといったところか。

他にもM3など顔を出してない戦車はあったが、真っ先に潰すならポルシェティーガーあたりだろう。

まあ、だから、一言で言うと、不運が重なりすぎた。

そんな簡単な言葉で片付けられないけど。

いや、そもそも、言葉なんて何も出なくて、ただ叫び声を上げるしかできなかったのだけど。

とにかく、私の目の前で――



ポルシェティーガーに跨った自動車部の連中が、爆炎に巻かれ、何か言葉を発することもなく肉塊へと成り果てた。


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