W号戦車「ドゥルルルルルルン……!?」 エリカ「貴女の名は」
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405:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 06:37:38.58 ID:JaX/Ez/c0

エリカ(……下の名前で呼び合いたい、か……)

エリカ(小梅といい、みほといい、些細なことに拘るわよね)

エリカ(まあ、私も人のこと言えないけど……)

エリカ「……そういえば……」

エリカ「私も、自己紹介は隊長にだけ向けてしてたっけ……」

エリカ「真横にいたアンタはたまたま聞いてたかもしれないけど……」

エリカ「言ってなかったわよね」

エリカ「西住流の猿真似でしかなかった、黒森峰のプライドが高い副隊長候補」

エリカ「もしくは副隊長か」

エリカ「……そんな存在じゃあない、素の私のこと、アンタには、一切見せてなかったものね……」

みほ「……うん……」

みほ「これから……その、いっぱい知っていきたいな……」

みほ「何が好きかとか、戦車道以外の部分も……」

みほ「それに……戦車道の部分でも、もう目をそらさず、真正面から向き合いたい……」

エリカ「……そうね」

みほ「だから、その……」

みほ「私にも、教えてください」

みほ「好きなこととか、戦車道のこととか……」

エリカ「……仕方ないわねえ」 フン

エリカ「耳の穴かっぽじって、その小さい脳みそにしっかり刻みつけなさい」

みほ「うん……」

みほ「今度はしっかり、1から全部、刻みつけるから」

みほ「だから、その……できれば、お友達として、下の名前で呼びたいなって思うんだけど……」

みほ「なんて、呼んだらいいかな……」


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