W号戦車「ドゥルルルルルルン……!?」 エリカ「貴女の名は」
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203:名無しNIPPER[saga]
2018/02/02(金) 16:37:36.88 ID:O55nFjZnO






直下「へえ……短期転校ねえ……」

エリカ「……無理にとは言わないわ」

エリカ「リスクだって大きいし」

小梅「同調圧力とかには屈してほしくないよね」

直下「ところで、何で私なの?」

エリカ「……あんたは比較的色々軽いヤツだから」

直下「え、それ褒めてる?」

エリカ「半々よ」

エリカ「黒森峰らしからぬ軽さとか、自覚の薄い感じとか、正直前から気に入らないポイントだったし」

直下「うわあハッキリスッパリ」

エリカ「……でも、そういう世間体とか黒森峰らしさに固執してないあんただから頼めるの」

直下「気に入らない相手なのに?」 ニヤニヤ

エリカ「……そうね」

エリカ「今でもムカつくことはあるわ」

エリカ「でも――嫌いってわけじゃない」

小梅「わお」

エリカ「許しがたいラインというのはある」

エリカ「でも――そのラインが高すぎたのも、今は認めているから」

エリカ「あんたはあんたなりに2年間頑張ってきた」

エリカ「私はそれを、同じ部屋で見続けていたのよ……」

エリカ「だから、今なら分かるわ」

エリカ「あんたは隊長や私、他校の隊長連中ほど強くない」

エリカ「だけど――決して弱くなんてない」

エリカ「それに、形は違えど、戦車道には真剣」

エリカ「だから、しがらみに縛られてないこともあって、頼みたいのよ」

エリカ「……力を貸して」


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