W号戦車「ドゥルルルルルルン……!?」 エリカ「貴女の名は」
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172:名無しNIPPER[saga]
2018/01/03(水) 06:37:48.89 ID:G8tufJ4Yo

ダージリン『こんな話を知っている?』

ダージリン『人は追い込まれたあとで逃げ道を与えられると、そこに安易に飛びついてしまう』

ダージリン『……この場合、追い込まれているのは大洗の面々だけじゃない』

ダージリン『オトナの都合で楽しくもないワンサイドゲームを強いられている大学選抜チームもそう』

ダージリン『そこに、対戦相手の数が揃いそれも高校オールスターという甘い逃げ道を与えてあげるとどうなると思う?』

ダージリン『必ず飛びつく。自分達の力を確信していれば、必ず』

アッサム『それに、仮に万が一を考えられる冷静な隊長であったとしても、問題はないでしょう』

オレンジペコ『どう考えても、実際に戦う面々からは不満が出ているでしょうからね』

オレンジペコ『その不満を少しでも軽減したいと思っているはずです』

アッサム『ましてや大学選抜チームの隊長は新入りにして飛び級の少女』

アッサム『コレ以上チームメイトと溝を作りたくはないはず』

アッサム『一定以上の知能があるなら、この提案を受け入れて、チームメイトの不満を解消しない手はない』

ダージリン『よって、ギリギリに現れしれっと転校手続きをした旨を伝えることこそベスト』

ダージリン『おわかりいただけたかしら?』

エリカ「……そうね」

エリカ「確かに、あからさまに弱い相手がパワーアップしてくれるというなら、私でも受けるわ」

エリカ「黒森峰も西住流も、そのうえで相手を倒せると信じているもの」

ダージリン『だからみほさんに負けたのでしょうけど』 フフ

エリカ「そうやって私達には全敗なのにすぐ対大洗の成績でイキる点が最高に嫌いなのよ」


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