【モバマスss】墜ちゆく-SS速報VIP

【モバマスss】墜ちゆく

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5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:43:00.38 ID:+oGmxD1y0
「そうだ、まゆ、いい知らせがあるから他のみんなを呼んできてくれないか？」

「･･･？わかりました」

まゆがみんなを呼んできた。

以下略 AAS

6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:44:42.57 ID:+oGmxD1y0
初ライブの前日、リハーサルも終わり、最後のチェックをスタッフの方々と軽くしたあと楽屋に行くとまゆが1人で残っていた。

「どうしたんだまゆ？他のみんなはもう帰っただろ？」

「いえ、少しプロデューサーさんとお話がしたくて･･･」

以下略 AAS

7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:45:57.30 ID:+oGmxD1y0
まゆの部屋に着くまでは他愛のない話をして
いた。その間はいつもと変わった様子はなく
少し安心していた。

部屋につくとまゆに案内され向かい合うよう

以下略 AAS

8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:46:51.30 ID:+oGmxD1y0
まゆの瞳が陰る。本能的に頭の中で警報が鳴
る。だがこの先を聞かずにはいられない、な
によりその瞳から目を離すことが出来ない。

「プロデューサーさんの、血を、飲ませても

以下略 AAS

9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:48:09.03 ID:+oGmxD1y0
そんなことはありえない、みんな俺の担当ア
イドルだ。誰かに差をつけるなんてありえな
い。
だが“そういう”次元の話ではない事は俺にも
理解できた。

以下略 AAS

10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:49:38.76 ID:+oGmxD1y0
これは、良くない、そんなことは分かってい
た。
ただ、あの時、最初の頃のまゆに、プロデュ
ーサーとして何もしてあげられなかった俺
が、今ならまゆのために、まゆのプロデュー

以下略 AAS

11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:51:47.24 ID:+oGmxD1y0
そして、丁度テーブル上にあったカッターで腕を切ろうとした俺をまゆが止める。

「待ってください、まゆが傷が残らない、あまり痛くない切り方を知ってるのでまゆがやりますね･･･痛かったら言ってくださいね？」

まゆに腕を預ける。まゆが優しくカッターで腕に傷をつけた、さっき言われたようにあまり痛くない。腕から血が溢れてくる。それをみて恍惚とした表情を浮かべているまゆが問うてくる。

以下略 AAS

12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:53:13.50 ID:+oGmxD1y0
その言葉を合図にまゆは腕から血を吸い始める。恍惚した表情とは裏腹に瞳には影があり、その歪さを美しいと思ってしまった事と、している行為に激しい背徳感を覚え、頭の中は混乱していて、ろくな思考も出来ていない。

13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:54:36.08 ID:+oGmxD1y0
しばらくするとまゆが口を離していきなりまゆ自身の腕をカッターで切りつける。とっさになにをしているんだと言おうとした俺にまゆが微笑みながら話す。

「大丈夫ですよ、プロデューサーさん、さっきも言ったようにちゃんと傷にならない切り方を知っていますから。明日はライブですし、傷が残ったら大変ですからね」

その言葉を聞き、安心すると同時にモヤがかかったような頭で生じた疑問を口にする。

以下略 AAS

14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/10(火) 00:56:56.99 ID:+oGmxD1y0
まゆが妖しく笑う。腕を俺の顔へと近づけて囁く。

「プロデューサーさんも、まゆの血を舐めたくないですかぁ？」

無意識に俺は頷いていた。何故だがは分からない。まゆが望んでると思ったからだろうか？なら、プロデューサーとしてまゆの期待に答えなくてはいけない･･･。自分の体が自分のモノでないような感覚に陥る。

以下略 AAS

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